社会医療法人河北医療財団河北総合病院

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透析センター災害対策

 

河北葦クリニック(透析センター)
東京都杉並区阿佐谷北1-18-7
TEL 03-3336-2500
FAX 03-3336-7722
(2012年4月作成)

【1】平常時の心得
【2】透析を受けていない時に災害が起きた場合の心得
【3】連絡先一覧
【4】別冊 透析患者用防災の手引き

【1】平常時の心得
「自分の身は、自分で守る」という基本的考えを持ち、災害が起こる前に自分の家の事や、地域での取り組みを確認しておきましょう。
1)家族で災害時の対応について話し合っておきましょう。
○透析施設名、住所、電話番号
○透析センターから避難する場所
○万が一の際の家族との連絡方法や集合場所
○透析に行く途中に被災した場合は、自宅に戻らず透析センターに向かうことを家族に伝えておく

2)透析センターに、自宅で被災した場合の避難場所を平常時にお知らせください。また、東京が壊滅した時に、避難できる都外のご親戚・お知り合い宅なども、お知らせください。(無い場合は、その旨お知らせください)

3)自宅でも、下記の点について、日ごろから心がけておきましょう。
○家の周囲の安全確認
○家の中で安全な場所の確認
○応急手当の知識を身につける
○消火・火気器具などの安全点検
○避難場所・避難道路の確認
○緊急時持ち出し品の点検、置き場所の確認

4)日ごろから歩きやすい履物(スニーカーなど)で、透析に通うようにしましょう。また、自宅で夜間に被災した場合、ガラスなどで足を怪我しないよう、スリッパやスニーカーを手近に用意しておきましょう。

5)緊急時の持ち出し物品を準備しておきましょう。
○黄色い「緊急時透析患者カード」⇒ これは肌身離さず、いつも持っていてください。
○身体障害者手帳(コピー)・特定疾病療養証(コピー)・保険証
○常備薬・お薬手帳(または、薬局でもらう薬の説明書)
○飲料水(1日に750ml程度)・非常食
○携帯電話・携帯ラジオ・懐中電灯
など

6)居住している区や保健所の災害対策について調べておきましょう。

7)あなたの住んでいる場所の災害時拠点病院や、透析施設を調べておきましょう。

8)実際に災害が起きた場合に、透析を行うための医療機関との連絡方法を確認しておきましょう。
(1)まず、透析センターへ可能な限りの方法で連絡をとり、「自分の状況」を報告するとともに、透析治療が行えるか確認して下さい。
(透析センター(河北葦クリニック)03-3336-2500)
(2)当センターで透析治療が行えない場合は、都外を含めて、他施設に治療を依頼することになります。
(3)透析センターと連絡がとれない場合は、最寄の保健所に連絡をとって下さい。
(4)保健所と連絡が取れない場合には、地域で指定されている災害拠点病院に連絡をとってください。

【2】透析を受けていない時に災害が起きた場合の心得
対応としては、
1)安全の確保
2)透析センターとの連絡
3)避難場所
での対応、に大きく分けられます。

1)安全の確保
○災害発生後、まず最初にご自身がいる場所が安全であるか確認しましょう。
○次に周囲の状況を確認しましょう。河川の氾濫や火災の発生などの心配がないか確認しましょう。
○自宅で安全が確保できない場合は、避難所への避難などを検討しましょう。

2)透析を行うための医療機関との連絡(1.平常時の心得をご参照ください)
ご自身の安全が確保できたら、定期的な透析を行うために、透析センターとの連絡をとるようにしましょう。
(1)透析センターへ連絡を入れ、「自分の状況」を報告するとともに、透析治療が行えるか問い合わせます。平常の通院時に連絡方法を確認しておいて下さい。
尚、透析センターから連絡はできません。
※当センターで透析治療が行えない場合は、他施設での治療になります。
(2)透析センターと連絡がとれない場合は、最寄の保健所に連絡を入れてください。
電話番号や場所を確認しておきましょう。
(3)保健所と連絡が取れない場合には、地域で指定されている災害拠点病院に連絡を入れてください。電話番号や場所を確認しておきましょう。

3)避難場所での対応
○自宅で安全が確保できない場合は、緊急持ち出し物品を持ち、避難所に避難しましょう。避難所では、医療救護所の医師や看護師などに透析を受けていることを伝え、次回透析日がいつなのかを申し出ましょう。
○避難所では通常食が提供されるため、食事内容(熱量・水分・塩分・蛋白・カリウムなど)が問題になります。このため、特にカリウム摂取過剰には注意し、自己管理をしっかりするようにしましょう。

【3】連絡先一覧
◎透析センター(河北葦クリニック)
住所:〒166-0001 杉並区阿佐谷北1-18-7
電話番号:03-3336-2500

◎杉並保健所
住所:〒167-0051 荻窪5-20-1
電話番号:03-3391-1355(地域保健課)
※【お休み】土曜日・日曜日、祝日、12月29日から1月3日
 【受付時間】午前8時30分から午後5時

◎東京都区部災害時透析医療ネットワーク 事務局
電話番号:03-3353-8112
FAX:03-5269-7368
ホームページアドレス:http://www.tokyo-hd.jp/index.php
※災害時、当センターで透析が受けられないときの参考のため、上記ホームページで、最寄りの透析施設を探すことができます。

災害拠点病院(杉並区内)
荻窪病院   杉並区今川3-1-24   03-3399-1101

◎その他連絡先
杉並区役所 03-3312-2111
杉並区医師会 03-3392-4114
杉並消防署阿佐ヶ谷出張所 03-3337-0119
東京電力荻窪支社 0120-995-005 0120-995-006(カスタマーセンター)
東京ガスお客さまセンター 0570-002211、03-5722-0111

【別冊 透析患者用防災の手引き】
1.想定される災害
地震、火災、洪水、台風など
2.平常時の心得
(1)安全の確保 :「自分の安全は、自分で守る」という基本的考えを持つ
・自宅での防災対策:大きな家具の転倒防止対策
・非常時の持ち出し品の用意(常備薬、透析カード、ラジオ、懐中電灯など)
(2)普段から地域との交流を保つ
災害時における避難や通院の援助、情報の提供を依頼しておく
(3)市町村の災害対策の把握
防災に関する相談窓口や指定避難場所を確認しておく
(4)透析を受けている施設の災害対策を知っておく
災害時の連絡方法、透析中の対応、避難場所など
(5)通院・移動方法の検討および代替透析施設の把握
家族・親戚・知人・地域住民および透析施設担当者と相談しておく
(6)自分の透析条件や内服薬を控えておく(覚えておく)。
3.災害時の心得
(1)安全性の確保
食事管理:カロリーを十分摂り、水分・塩分・カリウム・蛋白は平常時以上に減らす。避難所に避難した場合、担当者に透析を受けていることや次の透析予定日を申し出る。
(2)透析施設との連絡
「可能な限りの方法」で連絡をとり自分の状況を報告し、透析施設からの指示を受ける。(一般電話、携帯電話、メール、FAX,公衆電話、171など)
(3)透析施設と連絡が取れない場合
・報道機関(NHKなど)から情報を入手する(テレビのテロップなど)
・市町村、保健所へ連絡し情報を得る
・東京都区部災害時透析医療ネットワークなどに連絡をとる
(4)透析中に災害が起きた時の心得    
地震は長くても一分間、揺れがおさまるまであせらず安全を確保しましょう。
(透析室の中は周囲よりかえって安全です)
・穿刺針が抜けないよう血液回路をしっかり握り、ベッドにつかまり振り落とされないようにする
・毛布をかぶって落下物から身を守る
・スタッフの指示に従い勝手な行動はしない(終了して避難する場合には、返血、抜針、緊急離脱の順番を守る)
・スタッフの避難誘導に従う
・避難する場合は割れたガラス片でケガをしないよう履物を履く
・自力で動ける患者さんは体の不自由な患者さんの手助けをする
火災の時も同様です。