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消化器・一般外科そけいヘルニア外来

そけいヘルニア外来のご案内

当院では、そけいヘルニアの治療をより体の負担を少なく安全に行うために、そけいヘルニア専門外来を開設しております。

成人そけいヘルニアは高齢者に多く、重たい物を持つ仕事の人、排便・排尿時にトイレで力む習慣の人、よく咳をする人、内臓脂肪の多い人、喫煙者がなりやすいといわれています。
自然に治ることはなく治療には手術が必要です。お早めのご受診をお勧めします。

そけいヘルニアの治療

そけい(鼠径)ヘルニアとは:足の付け根(そけい部)の部分から、本来ならお腹の中にあるはずの小腸等の一部が皮膚の下に出て膨隆する、いわゆる“脱腸”と呼ばれる良性の疾患です。男性に多いですが、女性にもしばしばみられます。

<症状・原因>

立った時や重いものを持ったときなどに、そけい部がふくらみ、痛みや違和感を伴う場合があります。飛び出したまま戻らなくなり、痛みを伴う場合は“嵌頓(かんとん)”と呼ばれ、急いで治療が必要です。
成人のそけいヘルニアは、加齢に伴いそけい部の筋膜が弱くなることが原因です。弱くなった場所から内臓を包む腹膜が袋状に伸びだし、この中に腸などの臓器が脱出して生じます。

<治療法>

小児のそけいヘルニアは自然に治るケースもありますが、成人のそけいヘルニアは次第に大きくなり、手術以外に治療法はありません。圧迫して脱出を防ぐ“脱腸ベルト”などを使用しても、治癒しないだけでなく生活の質が低下し、圧迫による副作用の恐れもあることからお勧めできません。また、嵌頓すると腸閉塞や腸壊死を起すことがあり、緊急手術が必要となります。そのような場合以外は、都合の良い日時に手術日を決めることができます。

<手術>

【腹腔鏡手術】

当院では、最新の治療である腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術を積極的に取り入れています。
孔を内側から観察するため、再発例や複合ヘルニア例でもヘルニアの診断が容易にでき、両側性ヘルニアでも片側ヘルニアと同一の創で手術が可能というメリットがあります。さらに、創が小さく、術後早期の疼痛や慢性疼痛・違和感が少なく、再発率が低いとされており、早期の社会復帰が可能です。
入院期間は標準で2泊3日、退院時から軽作業(車の運転、散歩等)が可能で、術後3~4週間で、重労働が可能となります。
患者さんの状態に応じて、そけい部の皮膚切開創からメッシュを挿入して修復する方法を選択する場合もあります。

そけいヘルニア外来は本院です

*詳しい日時は消化器・一般外科「外来担当医表」をご覧ください。

そけいヘルニアの診療は、専門外来だけでなく、通常の一般外科外来でも行っています。
時間の都合がつかない方や、急ぎ受診を希望される方は、一般外科外来を受診して下さい。
診察ご希望の方は、本院受付までお声かけください。

※初診の方で他の医療機関からの紹介状をお持ちでない場合は、保険診療のご負担とは別に「保険外併用療養費(選定療養)」として3,240円(税8%込)をお支払い頂きます。ご了承ください。