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耳鼻いんこう科耳鼻咽喉科について

主な症状・病名

耳鼻咽喉科の病気は子供からお年寄りまで幅広い年齢層にわたることが特徴です。
「みみ」では、耳の痛みや腫れ・耳だれ・耳がふさがった感じ・耳鳴り・難聴・音が響く・聞き取りにくい・めまい・ふらつき・顔がまがったなどの症状を対象にします。

「はな」では、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻血・においがわからない・頬の痛みや腫れ・いびきなどの症状を対象にします。

「のど」では、のどの痛み・飲み込みにくい・むせる・声がかれた・口が開かない・味がわからない・口の中に腫れものができた・のどの異物感などの症状を対象にします。

「顔から首までの領域」では、耳の下やその周囲、あごの下、首に腫れものができたなどの症状を対象にします。基本的には首から上の脳と眼と歯を除いたすべての部分を診ます。

対象となる主な疾患

耳の疾患:外耳炎、中耳炎(急性、滲出性、慢性、真珠腫性など)、突発性難聴、メニエール病、めまい症、外リンパ漏など

鼻の疾患:副鼻腔炎(急性、慢性など)、アレルギー性鼻炎など

咽喉の疾患:扁桃炎(急性、慢性)、声帯ポリープなど

頭頸部領域の良性腫瘍、嚥下障害、顔面神経麻痺、睡眠時無呼吸症など多岐にわたります。

主な診療内容

耳鼻咽喉科は、常勤医4名、非常勤医2名の専門医が月曜日から土曜日まで毎日午前午後診療しています。杉並区をはじめ、近隣の開業医の先生方との連携を図り、地域に密着したフットワークの良い医療を目指しています。

入院を要する手術(鼓室形成術、鼓膜形成術、内視鏡下副鼻腔手術、鼻中隔矯正術・下甲介切除術、アデノイド・扁桃腺手術、喉頭微細手術、耳ろう孔摘出術、頭頸部良性腫瘍手術など)や、入院治療が必要な疾患(突発性難聴、顔面神経麻痺、メニエール病、めまい症、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、咽喉頭浮腫、急性喉頭蓋炎)に対し、柔軟に対応し積極的に受け入れています。小児の入院病棟もあり、小児の入院・手術(鼓膜切開、鼓膜チューブ留置、扁桃腺・アデノイド切除など)も病状に応じた的確な対応をしています。

外来診療では、アレルギー性鼻炎に対するレーザー手術など日帰り手術を行っております。鼓膜形成術、鼓膜ドレーン留置術、鼻茸切除術、鼻骨骨折整復術、舌や口唇の腫瘤・のう胞摘出術、頚部リンパ節生検術などの日帰り手術も行っております。小児からは耳鼻咽喉科は「こわい」というイメージがありますが、コミュニケーションを大事にし、怖がらせないように診療を進め、できるだけ痛みのない処置や治療を選択しています。子供さんの成長の過程を見守りながら、ベストな治療を行うようにしています。

また、鼓膜に穴があいている方に対して、従来の手術による穴を閉鎖する方法のほかに外来通院で穴をふさぐ治療を行っています。穴の大きさが比較的小さい方に、自分の血液の一部の血清を耳にさす点耳液として用いる方法で「自己血清を用いた鼓膜穿孔閉鎖術」と呼ばれています。入院や手術はためらわれるが、耳だれが出て困っているのでなんとかしたい、あるいは鼓膜に穴があいていて聞こえが悪いのでなんとかしたい、という方に適した方法です。
めまいの一種に「良性発作性頭位めまい症」という寝返りや、寝起き、うがいなどの動作に伴って頭を動かしたときにだけ短時間のめまいを感じる病気があります。
三半規管の中に耳石と呼ばれる小さな石が入り込むことがこの病気の原因ですが、この耳石を三半規管から出すための簡単な体操をする治療を行っています。これにより、すっきりとめまいが消えることがあります。

部長からのメッセージ

部長 清水 啓成

耳鼻咽喉科の場合は各器官が外界と接していますが、患部が見えそうで実際には見えないという、患者さんにとって非常にもどかしい場所です。そこで、耳用顕微鏡や鼻咽喉頭ファイバースコープ・鼻用直達内視鏡などの画像をモニターに写して診察し、また、めまいにおいては赤外線眼振画像TV装置により録画し、この画像を通してわかりやすい説明をしています。このような画像機器やCT・MRIなど他のいろいろな検査結果を一緒に確認することにより患者さんも病気への理解が深まります。こうして患者さんご自身が病気の性質を理解して行くことが一番大切だと思っています。
私は河北総合病院で生まれました。この河北総合病院がこれまで以上に地域の皆様から頼りにされる病院になるようにして行きたいと思っております。また、周辺の開業医や病院の先生方と連携し、患者さんのニーズに応えられるよう、より良い医療の提供ができるように努めていきたいと思っております。