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どのような患者さんが多いですか?
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うつ病はふえています。総合病院ということで患者さんが受診しやすい面があると思います。かつては内科で受診したあとでこちらの科に移る患者さんが多かったのですが、最近は患者さん自身が「うつだから」と、直接神経科に見える方もふえています。その際、身体症状もあるような場合には逆に「まず内科で受診され、検査をお受けになったらいかがですか」とお勧めすることもあります。年齢的には20代、30代の方がふえていますね。
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こどもの受診も可能ですか?
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中学生までの患者さんは、小児科への受診をお勧めします。小児科のほうで、まずはお薬よりも先生からのカウンセリングをメインにしていただいたほうがよいでしょう。
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最近、不眠に悩む方が多いと聞きますが。
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基礎疾患があって不眠があるのではなく、単純に、ただの睡眠障害で困っている方もふえています。睡眠に対するこだわりが強い方は、夕方暗くなってくると、もう不眠のことを考えてしまうほど意識されています。そういう方はお薬の前に、まず「睡眠に対する意識を捨てましょう」という所から治療を始めます。眠れなければ眠らなくてもいいんだ、くらいのリラックスした気持ちで生活できれば、自然に眠れるものなんですね。 ただ、そうしたカウンセリング的な治療を行うには、どうしても診察時間が長くかかります。一方で待合室の患者さんをお待たせしてはいけないので、そのあたりの調整で試行錯誤はしています。初診の患者さんには診察時間を長くとりたいので、現在は午前中に初診の方2名までを原則として予約を入れています。
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神経科のドクターを目指されたのはなぜですか?
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わからない学問である、という部分ですね。私が医者になろうと思っていたころは検査技術が発達してきた時代で、血液データや画像だけでどんどん治療が行われるようになってきました。なにか、人を見ないでデータを見て治療しているような感じがしたんですね。逆に神経精神科はそういうデータが通用しない領域だったので、「わからないからいいかな」と思いまして(笑)。学問として科学的な客観性がない面があることはジレンマなんですけど、逆にカウンセリングのような精神療法でいくらでも良くなる面もあって、医師としてのやりがいはあると思います。
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先生ご自身のストレス解消法は?
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車でドライブすることが好きなので、休日には家族と出かけるのがストレス解消でしょうかね。
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「うつは心の風邪」などと言われます。決して珍しい病気でもなければ、恥ずかしい病気でもありません。体の病気と同じで早期発見・早期治療が大切ですから、心のことで不安や心配があったり、眠れなくて困っているという方は、気軽に早めに受診されることをお勧めします。お薬についても私たち医師がしっかり処方いたしますから、恐がらずに服用していただくのが、短期的な解決のためには大切だと思います。
心の病気はまわりから「怠けている」とか「性格の問題だ」というように病気とは認識されにくい面がまだまだあります。そういう意味では、ご家族が理解され、早めの受診へサポートしていただくことも重要だと思います。 |
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