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河北総合病院の内科循環器科の特徴を教えてください。
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いつでも救急の患者さんに対する対応が整っていることです。4人の循環器専門医がおり、24時間体制の緊急治療が可能です。CCU(冠疾患集中治療室)も6床に増床し、心臓カテーテル室も最新の機器が入っています。私たちは心臓のカテーテル治療をもっとも得意としています。
またCCU病棟では設立10年を区切りとして、2008年3月に「心臓病センター」と名称を改め、循環器科・心臓血管外科・心臓病専門看護師・臨床工学士・放射線技師が10年間に作り上げたチームワークで専門治療にあたっています。
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カテーテル治療とはどんな治療でしょうか?
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狭心症や心筋梗塞など、心臓に栄養を送る血管(冠動脈)が閉塞する病気に対する治療です。足の付け根から細い管(カテーテル)を入れて動脈の中を心臓まで進めていき、冠動脈の詰まっているところで風船をふくらませて血管をひろげます。そこにステントと呼ばれる金属でできた筒をはめ込むことにより冠動脈の閉塞はきれいに治ります。通常狭心症なら3〜4日、心筋梗塞なら1〜2週間の入院が必要となります。
狭心症ならほとんどの方が、この治療で治ります。ただし、心筋梗塞は発症から治療までに時間がかかると、心臓が大きなダメージを受けてしまいます。したがって心臓の救急の患者さんは少しでも早くカテーテル治療を受ける必要があり、そのために東京ではCCUネットワークが組まれています。
一般的に心筋梗塞は死亡率30%の病気といわれていましたが、現在ではすぐにカテーテル治療を行うことにより7%にまで減少しています。当院では、年間250人の方に心臓カテーテル治療を行っています。
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心臓血管外科も活躍していますね。
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はい。冠動脈バイパス手術、心臓弁膜症手術、大動脈瘤手術など、数多くの手術が行われています。また足の血流が悪くなった患者さんに、足の血管のバイパス手術も行っています。循環器内科医と心臓血管外科医はいつも同じ病棟で一緒に仕事をしており、常に患者さんにとって最適の治療ができるよう力を合わせて働いています。
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心臓発作が起こっても、救急車を呼ぶことに抵抗があってガマンしてしまい、治療までの時間を長引かせてしまう場合がよくあります。心筋梗塞は少しでも早く治療を開始することが大切です。激しい痛みがあるとはかぎりません。何かいつもと違う胸痛発作が起こっていると思ったら遠慮なく、ご連絡ください。
CCUネットワーク(都内)
都内の代表的な62病院で組まれた「CCUネットワーク」はきちんとしたカテーテル治療のできる病院チームで、河北総合病院も参加しています。心筋梗塞など緊急の患者さんに常に対応するために、個々の病院が曜日ごとに担当してベッドや施設を必ず確保しています。河北総合病院は毎月曜日と土日の一部を担当しています。もちろん担当以外の日も、いつでも緊急カテーテル治療を行える体制をとっていますのでご安心ください。
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杉村 洋一 |
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先生のご専門は何ですか?
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虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞など)に対するカテーテル治療です。私たちは再狭窄の少ない薬剤溶出性ステントを積極的に使用しています。カテーテル治療を行なうときはほとんどの症例で冠動脈造影と同時に血管内超音波装置を用い、冠動脈硬化の詳細な観察の上でステント治療を行っています。私は血管内超音波装置を開発したStanford大学へ1996年から1998年まで留学し研究を行い、帰国後も多数の血管内超音波の経験を重ねています。
また、患者さんの身体的負担のすくない手首(橈骨動脈)からの心臓カテーテルにも積極的に対応しています。
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CCUネットワークへの参加やさらなる施設の充実など、近隣の住民にとってはいざというときとても安心ですね。
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杉並区内でCCUネットワークに参加している病院は河北病院だけです。当院では4人の循環器専門医をはじめ心臓外科医、看護師、臨床工学技士、理学療法師および超音波検査技師など多数の循環器専門スタッフがいます。設備面では最新の心臓カテーテル用レントゲン装置、16列マルチスライスCT、経皮的心肺補助装置(PCPS)、大動脈内カウンターパルセーション(IABP)、心臓超音波装置などが24時間緊急使用可能となっています。スタッフ・設備の質・量とも充実した施設となっており、近年は毎年約80-90名の急性心筋梗塞の患者さんを受け入れています。これは都内の大学病院や専門病院と並び、当院規模の総合病院としては驚異的な数字です。
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心臓リハビリテーション室も完備しているそうですね。
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心臓リハビリテーション室は2005年に開設しました。従来、心臓病の患者さんは病院での治療が終わるといきなり日常生活に戻されることが多く、日々の生活に不安を感じていらっしゃる方も少なくありませんでした。心臓リハビリテーションの目的は「心疾患の患者さんが退院後、健康的で不安のない日常生活を取り戻すこと」にあります。当院では心筋梗塞や狭心症・心不全の急性期より循環器専門の理学療法師の監視下に、積極的に運動療法を中心とした心臓リハビリテーションを行っています。これにより患者さんは、スムーズに日常生活に戻ることができます。患者さんの病状に応じて外来に週1回ほど通院していただき、心臓リハビリテーションを継続することもあります。設備面ではトレッドミル装置1台、自転車エルゴメーター2台を常設しています。
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診療の際にはどのようなことを大事にしていますか?
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医療の不確実性を常に意識し、患者さんやご家族の十分なご理解・ご協力を得た上で、診療に望みたいと考えています。クリニカルパスの使用や当院の治療成績を公開することにより、患者さん皆さんによりわかりやすい診療を行っていきます。
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心臓病の治療には高度な知識と経験、豊富なスタッフおよび最新の設備が必要です。当院では虚血性心疾患だけでなく心不全や不整脈(ペースメーカー植え込みを含む)、下肢の閉塞性動脈硬化症など幅広く対応しています。急性期治療はもちろんリハビリテーションの設備までそろっている河北総合病院にぜひご相談ください。 |
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