HOME 診療科のご案内 眼科 更新日:2010.10.07 
社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院
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 ドクターより当科のご案内
 眼科部長 粕谷貴生
  • 1996年 東京大学医学部卒業
  • 日本眼科学会専門医
  • 身体障害者福祉法指定医
  • 日本眼科学会会員
  • 日本眼科手術学会会員
 Doctor Interview

「その患者さんにとって」一人ひとりに最善の治療を
Q こちらの眼科の特徴は、どのような点でしょうか?

A 当院は総合病院でほとんどの診療科がそろっていますので、特に全身の病気をお持ちの方には、都合が良いのではないかと思います。ご高齢になりますと目の病気だけなく他の病気もお持ちの方が大勢いらっしゃいます。開業医の先生からは総合病院のほうが素早く的確な対処ができるということで紹介されることもあります。
当院は入院・外来ともに電子カルテが導入されており、オンラインで他科の受診の記録を参照できます。また各科の連携がよく、相互の紹介や相談がスムーズにされています。
たとえば糖尿病の患者さんが内科に受診されたときは、糖尿病の眼合併症の確認をするため、基本的には患者さんはすべて紹介してもらうようにしています。糖尿病による眼底出血は無症状でも失明寸前まで悪化してしまうこともあるからです。また逆に眼科で眼底出血が見つかった場合も、その原因として糖尿病や高血圧など全身の病気も考えられますので必要に応じ内科等に紹介しています。
全身の病気や頭の中の病気が、目がかすみ(視力障害)や見える範囲が狭くなる(視野狭窄)といった症状であらわれることもあり、関連する内科・脳外科・神経内科・耳鼻科などと迅速な対応ができます。


Q 診療の際はどのようなことを大事にしていますか?

A 眼科医のもっとも大切な務めは失明を防ぐことです。日本人の失明原因として糖尿病網膜症や緑内障、白内障等があげられます。こうした疾患の早期発見・治療に積極的に取り組んでいます。
また目が見えていても、眼瞼下垂やドライアイにより、目にかかわる苦痛を感じている方も大勢いらっしゃいますので、助けになりたいと思っています。
白内障のように手術をすればほとんどの場合視機能を回復できる病気もあります。しかし私が特に大切と考えているのは、その患者さんにとって手術が本当に必要かどうか、手術が必要だとしてもいつ手術をするべきかといった、一人ひとりの事情です。最善の治療は、その方の価値観や体の状態、生活の事情などにより異なっていると思うからです。忙しい外来では病気やその治療法について一度の診察ですべてを説明することはできませんが、治療に通っていただきながら少しずつ理解していただきたいと思っています。そうすれば、最善の治療を一緒に考えることができます。

患者さんへのメッセージ
急性の病気で眼痛もあるような場合にはどなたもすぐに眼科を受診されると思いますが、失明に至るような疾患には症状がほとんどないまま進行しているものが少なくありません。目は「見る」という重要な役割を持った器官です。少しでもおかしいなと思ったら早めに受診され、早期発見・早期治療が受けられるようにしていただければと思います。
困ったことに、後天的な失明原因の第一位の糖尿病網膜症も、第三位の緑内障も初期には自覚症状がほとんどありません。特に40代以降は年に1度程度の目の定期検診をお勧めします。
粕谷 貴生


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