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臨床研修コーナー在宅医療専門医コース

 

研修プログラムの紹介

プログラム責任者から

河北家庭医療学センターは、日本在宅医学会 在宅医療専門医研修プログラム認定施設、および日本緩和医療学会認定研修施設です。また、訪問看護ステーションなどをあわせ持っており、本格的な在宅医療を実施しています。在宅医として総合的な能力が確実に身につきます。

家庭医療学センター センター長 一戸 由美子

 

研修期間 2年

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日本在宅医学会では、2009年から在宅医療専門医育成のための研修プログラムをスタートしました。

概要

日本在宅医学会の提示する研修カリキュラムに沿ったプログラム構築を基本とする。当センターの特色として、河北総合病院との連携、そして当センターに属する訪問看護・リハビリステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、および、医療社会相談室(MSW)の部門とともに、多職種連携を重視した包括的な在宅ケアを実践・研修することができる。

募集人数

1名(日本家庭医療学会認定後期研修プログラム修了者、もしくは卒後臨床経験5年以上の医師免許取得者)

研修期間

2年

実績

 

一般目標(General Instruction Objective: GIO)

在宅医療の専門性について理解し、在宅医療が社会の中で果たす役割を考え、在宅医としてプラクティスするために必要な知識・技術・態度・価値観を習得する。在宅医療の質の向上をはかり、在宅患者の“生活の質”の向上、そして“地域の社会的健康度”の向上に貢献する。

行動目標(Structural Behavior Objectives: SBOs)

1. 在宅医療の専門性(患者中心の医療、家族志向型のケア、地域包括プライマリ・ケア)を理解し実践できる。
2. 在宅医療に関わる法制度の理解(介護保険制度の仕組みの理解、介護保険のための主治医意見書・訪問看護指示書・リハビリ指示書などの作成が適切にできる)
3. 在宅での診療スキル(系統的な医療面接・身体診察方法を修得し、在宅でよく遭遇する症状に的確に対応する臨床能力と予測力を身につける)
4. 病診連携(在宅ケアの限界を判断し、入院の適応、医療機関への搬送などの適切な対応ができる)
5. 在宅緩和ケア/ターミナルケア(死に逝く患者とその家族に対して、身体的・精神的・社会的・経済的にケアマネジメントを実践できる)
6. 救急医療(Basic/Advanced Life Supportが実践できるようなる。ICLS :Immediate Cardiac Life SupportとPALS : Paediatric Advanced Life Support修了レベルを目指す)
7. 家族ケア(Family-Oriented Careの概念、アプローチ法、スキルについて学習・習得する)
8. 地域医療(地域の医療福祉資源を把握し活用できる。また、地域の疾病予防・健康増進活動に参画することができる。)
9. EBMとNBM(EBM :Evidence-Based MedicineとNBM :Narrative-Based Medicineに基づいた解決方法を理解し、日常診療の場で実践できる)
10. 医療倫理(医療倫理の知識を習得し、それに基づいて自らの行動規範を考える。Informed Consentを実践できる)
11. 多職種連携(訪問看護師、ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、ヘルパーなどのスタッフと協働し、ケアにあたることができる)
12. Clinical Audit/Clinical Research(医療・患者ケアの質を分析・研究・評価し、改善につなげることができる)
13. 臨床教育と指導(臨床教育の意義を理解し、研修指導に必要な知識・技術・態度を習得し実践できる)

経験目標 ※学年別(卒後3年目~研修期間修了まで)

 

方略(Learning Strategies: LS)

【1年目】
2週間のオリエンテーションにはじまり、在宅導入ケア研修(2か月)、在宅慢性期ケア(3か月)、在宅急性期ケア(3か月)、在宅急性期&慢性期ケア(4か月)を指導医のもとで実践、研修をおこなう。週に半日のHalf-day backでは、家庭医後期研修医と共に、レジデントカンファレンス・ミニレクチャー・勉強会などの学習プログラムに参加する。

【2年目】
在宅終末期ケア(3か月)、在宅総合ケア研修(9か月)を指導医のもとで実践、研修を行う。後輩レジデントの指導に関わるとともに、学会活動を行い、在宅医に必要な知識・技術・態度を習得する。

評価(Evaluation: EV)

指導医は定期的なフィードバックの時間をもうけ、研修者の学びの振り返りを行う。研修修了段階では、在宅研修プログラムで定めた10領域・49項目の中から、研修者がエントリーした必須項目を含む10領域15項目のポートフォリオを提出し評価する。

スケジュール

 

研修責任者および指導医

【研修責任者】
一戸 由美子 
General Medical Council Registered Doctor (UK)
The Department of Postgraduate Medical Education and Training for General Practice (London Deanery) 認定研修医
日本家庭医療学会指導医、日本在宅医学会 在宅医療専門医・幹事、日本緩和医療学会 暫定指導医、日本プライマリ・ケア連合学会会員、日本内科学会会員

【指導医】
一戸 由美子、吉津 みさき、佐藤 幹也、近藤 秀一、塩田 正喜、建石 綾子、藤田 麻衣子

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