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検査はかつて、診断のためのサポートでした。現在ではさらに、治療経過を見る、隠れた病気を見つけるなど役割は大きくなりました。最近では臨床検査技師の専門的な立場からの情報発信も重要視されています。当院中央検査科では、約40名のスタッフで、さらに深く広く医療のサポートができるよう頑張っています。
Q. すべての診療科から検査の依頼が来るのですか?
A.
はい。ただし検査というのは何千項目とありますから、すべてを中央検査科で処理出来るわけではありません。外部機関に依頼している検査もあります。
Q. いちばん多い検査はどのようなものですか?
A.
最も多いのは血液検査、とくに血液中に含まれる生化学的な物質を調べて体の調子を調べる検査ですね。肝臓病、腎臓病、糖尿病、心臓病などさまざまな病気で行われます。
Q. 河北総合病院の中央検査科ならではの特徴は何でしょうか。
A.
検査ではたくさんの薬品が使われます。かつては劇物や毒物も多かったのですが、最近は環境への配慮からできるだけ使わないようにしています。そういう検査は概して古く現在では必ずしも必要ないものが多いので、できるだけ廃止しています。
Q. ほかの部署との連携についてはどうでしょうか。
A.
いろいろな部署とさまざまな申し合わせがあり、これを徹底させることを意識しています。同じ人間同士が行っていることですから、ただ約束事だけで縛るのではなく、日ごろからのコミュニケーションを深めることによってスムーズに進めることができれば一番かなと思います。
Q. これからの検査科のビジョンは。
A.
従来は、診察を終えた患者さんが指定された検査を受け、後日その結果を聞く、というのが検査でした。しかし、それではあまり意味のない病気も増えてきています。たとえば、糖尿病の治療では、今日の結果を1週間、2週間後に知ってもあまり意味がありません。したがって、診察前に検査結果が明らかになっているような体制を当院でも作っていかなければなりません。そのためには、物の流れについて、効率のための業務改善や業務整理について、採血や検査の方法についてなど、さまざまな改善が必要です。今後検討して、整備していきたいと思います。
■患者さんへのメッセージ
検査は治療方針を決める重要なものです。その意義を高めるために、検査の上手な受け方というものを意識していただければと思います。それにはまず、主治医からの検査前の指示を守るということです。また疑問点があればよく質問していただいて、検査の意義をしっかりと確認しておいていただくことも大切かと思います。
●臨床検査技師を目指す方へ
病院というのは、きわめて専門性の高い分野がたくさん集まった世界です。病院に入れば、行うことは毎日検査です。すると、検査という窓からしか物が見られなくなることがあります。ですから臨床検査技師を目指されている方は、できれば一般社会を経験して視野を広くしてから、病院業務へお入りになるのが理想ではないかと思います。また病院勤務中も、将来は病院にとどまらずさらに広い世界で自分の専門性を活かすことを思い描いて働いてほしいと思っています。
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細菌検査といって、検体を培養して、細菌の種類を調べています。

血液の細胞、尿の固形成分を顕微鏡で見ています。

患者さんの安全のために、採血に使う器具はかなり以前から滅菌されたものを使っています。

検体のバーコードを読み取る作業を行っています。
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